細かい所まで妥協しない
外国人社員への教育で大事にすること
外国でも光学分野のプロ集団として認知されている新亜光学工業株式会社。実績の高さを把握している社員もいるかもしれませんが、中には認知度が低い場合も。そのため、社風を伝えるためのコミュニケーションを積極的にとっています。
信頼形成ができたうえで、仕事をするうえで必要な教育を行います。商品の製造以外に部品組み立てや検品など、一つひとつの仕事を丁寧に指導します。質問や疑問にも丁寧に答えるため、スキルアップが図りやすいようです。
また、日本人社員以外に外国人社員も少なからず仕事などで悩みがあるはず。新亜光学工業株式会社では、相談しやすい環境が整っています。メンタルのコントロールにも配慮することも、評価されている理由の1つです。
語学力や光学分野のスキルも必要だが
事業所で日本人社員が教育をする場合、自分の考えだけを伝える指導では思うようにいかないケースが増えます。現地での生活が長い社員もいて、信頼形成ができていない段階で指導をしても、反発を招く可能性があります。職場環境の悪化やスキル形成ができないため、新亜光学工業株式会社にはマイナスとなるはず。
社員は語学力や光学分野におけるスキルはありますが、外国人社員との信頼形成は徹底しています。悩みや不満を細かく聞く以外に、一人ひとりに合った問題解決を図れるアドバイスも行います。また、間違いを良くしたり仕事に不安を抱えたりする社員へは、フィードバックも欠かしません。そのうえで、新亜光学工業株式会社の実績や強みを伝えて、仕事へのモチベーション形成を図っています。なお、今では外国人教育を好む社員は少なくありません。